Cinnoberは、世界でも有数のデリバティブ取引所であるLiffeとのビジネスを大幅に拡大します。その結果、Liffeは、賞を授与されたBclearサービスを介してクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の処理と清算を掌る世界で初めての取引所になります。
Liffeは、新規並びに既存のCDS市場顧客に対し、OTC市場参加者が重視する事前交渉の融通性を維持しつつ、作業リスクとカウンターパーティー・リスクを軽減する世界で最も効率の良いプラットフォームを提供します。CDS取引は、取引所外で交渉、合意された後、Bclearで処理され、Bclearを経た全てのCDS取引のセントラル・カウンターパーティー(集中決済の当事者)として機能するLCH. Clearnetで清算されることになります。
Bclearの最初のバージョンをCinnoberがLiffeに提供したのは、2005年に遡ります。今日のサービス拡大は、CDSをより透明な取引と効率的な清算に移すべきとの政府と規制当局の圧力に関する業界内での度重なる議論を受けたものとみてよいでしょう。CDS取引における透明性と清算の欠如は、今回の経済危機の背後にある重要な要素だと考えられています。
NYSE Euronextの最高経営責任者(CEO)であるDuncan Niederauerは、公式発表として述べています。「Liffeが取引所として初めて、CDS取引に清算サービスを提供することを嬉しく思います。この上場は、世界中の政府と規制当局のために、金融分野の最重点課題のひとつを救出する、重要なものです。」
今日の上場は、成功をおさめている株式デリバティブから、資産クラスをまたぐ更に広域のプラットフォームへの、Bclearの重要な拡大も意味します。今月初めにLiffeは、2009年第一四半期に一連のソフト・コモディティーと農産物をBclearサービスに上場するとも発表しています。
Cinnoberの最高経営責任者(CEO)であるJan Arpiは、「Bclearは業界でも大変評判のいい、革新的なサービスであり、Liffeの成功の物語の裏方として、システム開発者であることを誇りに思います。これは新しい挑戦とチャンスが求める融通性と拡張性という点で、私達にとって重要な導入事例であり、技術の可能性の証明でもあるのです。」と述べています。
昨今注目を集めているベンチャーのシステム提供、例えばAlpha Trading SystemやTurquoise等を含め、Cinnoberは今年、数多くの成功をおさめました。これらの新規取り組みに加え、北欧MTFのBurgundyや香港の新規取引所であるHKMExとのビジネスを開拓、さらにLiffeやロンドン金属取引所(LME)等の既存顧客へのシステム・アップグレードやシステム改新を行いました。
