シノーバーTRADExpress取引システム バージョン8.0を発表

今回のリリースの主な改良点は、一層のレイテンシ削減と使いやすさの向上です。2010年第一四半期に最初の顧客アップグレードを開始します。

シノーバーはTRADExpress取引システム バージョン8.0を発表しました。このシステムは、アルファ(Alpha Trading Systems)、ロンドン金属取引所(London Metal Exchange)、ターコイズ(Turquoise)などで使用され、最先端の性能、洗練された機能、柔軟性の高さで知られています。開発では、レイテンシをより低減し、使いやすくすることに重点が置かれました。近日、性能評価が発表されます。

バージョン8では、システム・プロトコルとビジネス・ロジックの効率向上に加え、新しい配置方法が追加されました。

• スタンドバイ・サーバーの構成
プライマリー・サーバーとスタンドバイ・サーバー間のアプリケーションレベルの非同期冗長が可能になりました。プライマリーとセカンダリーのセットアップを同期冗長し、追加的に復元を行えるよう非同期冗長の第三セットアップ(スタンバイ・サーバー)を配置できます。あるいは、同期か非同期でプライマリーとセカンダリーのセットアップだけを配置することも可能です。同期のかわりに非同期冗長にすれば、システムが安全に回復する性能を維持しつつ、反応時間を大幅に短縮します。

• サーバー処理の統合
末端顧客のレイテンシ低減のため、市場は同じサーバー処理内でのマッチング・エンジンと入り注文のアクセスポイントの統合が選択できます。アクセスポイントとマッチング・エンジンを別に運営するという方法ももちろん可能ですし、ご希望に応じて新しい配置方法と並行して使うこともできます。

• 任意通知型メッセージのマルチキャスト
末端顧客への任意通知型メッセージのマルチキャストの支援機能も追加されています。TCP/IPのかわりにマルチキャストで送信すれば、下りのアクセスポイントの負担が軽減されます。

• FIXメッセージの反復モデル修正
同期取引をセマンティクスにする一方、FIXスタンドバイ・サーバーへのFIXメッセージの反復は非同期にします。フェイルオーバーが発生しても、取引を損なう危険がありません。これにより、FIX利用者の反応時間は大幅に減少します。

• 内部プロトコル効率の向上
内部プロトコルとビジネスロジックの効率化のために、改善が多数施されました。

• 運用と保守管理アプリケーション
大量データの処理と使いやすさ向上のために、運用と保守管理アプリケーションを強化しました。

シノーバーCTOであるPeter Lentiのコメント:「今回のリリースのポイントは、新しい配置方法がシステムの回復力を保ちつつ、レイテンシを大幅に低減したことです。シノーバーの顧客は最高の性能と機能への要望を持っておられますので、私達はこれからもシステムの改良を重ねていきます。レイテンシについて大胆ともいえる目標を設定しており、その目標達成に邁進いたします。」

取引システムのバージョン6と7についても保守を継続します。バージョン8へのアップグレードを最初の顧客に開始するのは、2010年第一四半期の予定です。

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