レイテンシ要件は、新しい適切なレベルの議論にむけて事実で裏付けられるべき
有力な独立系取引所テクノロジー・プロバイダであるシノーバーは、そのホームページにレイテンシに関する詳細な白書を本日発表しました。
この白書は、取引機関のレイテンシに影響する要素、例えばビジネスモデルの複雑さ、取引が保護されているか、どのように保護されているか、ハードインフラなどについて詳しく説明し、レイテンシを最小化するために何ができるかを述べています。また、レイテンシと処理能力の関係についても詳述しています。この白書が指摘する重要なポイントは、レイテンシが計測されるのはどこからどこまでかを正確に定義することが、レイテンシの要件の正確な評価に欠かせないということです。
シノーバーはイタリア取引所、シカゴ・オプション取引所(CBOE)、ロンドン金属取引所(LME)といった数々の有力取引所、ならびにアルファATS、マーキットボート(Markit BOAT)、ターコイズ(Turquoise)などの代替取引機関を顧客とする独立系テクノロジー・プロバイダです。
2009年6月、シノーバーは当時の最新版のTRADExpress™取引プラットフォームの能力評価を公表しました。ドア・ツー・ドアのレイテンシの平均は286マイクロセカンド(100万分の1秒)という非常に低いレイテンシと5つのマッチングエンジン・パーティションによる構成下で1秒あたり80万クオートを超える処理能力が明らかになりました。ドア・ツー・ドアのレイテンシとは、市場に注文が入ってから、マッチングエンジンでの処理、そのレスポンスと結果が参加者に返信されるまでの時間を指します。
今日発表された白書は、様々な構成について、シノーバーのTRADExpress取引システムの能力評価を公表しています。白書ではさらに、1年以内に80マイクロセカンド未満、18ケ月以内に25マイクロセカンドのドア・ツー・ドアのレイテンシを実現するための、シノーバーのロードマップにおける重点エリアが明らかにされています。
エグゼクティブ・チェアマンNils-Robert Perssonのコメント:「私達はこの白書で、新しい、より適切なレベルに対するレイテンシを議論しています。レイテンシへの個々の要求に対する能力数値を公表することは一般化していますが、取引機関の運営者にとって妥当で有意義なものにするための付帯情報が不十分なケースがほとんどです。具体的な数字は具体的な事実に裏付けられなければならないと私達は考えます。シノーバーはこの問題について、レイテンシの計測だけでなく、システム能力の裏付けとなる事実の公開についても、オープンで透明なアプローチを続けていきます。
白書はwww.cinnober.comからダウンロードできます。
